インドのこと:独特の数字や単語など

インドの数字のかぞえかた

最近、ビジネスでインドと関わることがたまにあります。

その中で一番気になっているのが、数字の数え方。

 

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↑はインドの空港で撮影した写真ですが、

「₹65LAKH」という表記が。LAKH?らっく???

 

実はこれ、インド人と数字のやりとりをしているとよく出てきます。

「ラック」と「クロー」という単位。

 

ラック=10万、クロー=1000万 です。

これだけならなんてことはないのですが、インド人はひと味違います。

10万=100,000 ではなく、

10万=1,00,000 と書くんです!

これって厄介ですよね。初めて見た時、「0が抜けてるから100万って言いたいのか??」と混乱してしまいました。

ちなみに1000万は1,00,00,000です。

 

でもこれってよく考えたら、現地の人にとっては理に適っていると思うんですよね。

自分も高校生ぐらいまでは、3桁ごとにカンマを打つことに納得してなかったです。

だって1万円、1億円、1兆円…って4桁刻みですし。thousand, million, billionの3桁刻みに合わせるのではなく、1,0000、1,0000,0000という区切り方もあり得たんじゃないかと思ったり。

 

インドの英単語

英語の使い方にもクセがあるように思います。この点まだ経験が浅いので知らないことばかりですが…

体験した中でいうと、"hence"という単語がよく出てくるように思います。これ、文章だけじゃなくて会話の中でも使ってきます。

自分の中で、henceって相当固い単語だと思ってました。「これゆえに…」ぐらい。soとかthereforeでよくない?でも会話で出てくる。

あとはchallanという単語。文脈上「会計証憑」のことを指して使っている様子だったけれど、どうも調べてみると元はヒンディー語からの借用のようで、「公式の文書」といったニュアンスみたいです。

 

色々調べていると、昔のイギリス統治の影響でイギリス英語の傾向が強いとか。それに現地の単語やイントネーションなどが混ざり合ってとなると、今後も珍しい単語や発音に出会うことになりそうです。

英語って全世界共通語と思われがちですけど、地域によってほんとに個性ありますよね。まあ同じ日本語でも東北弁はきっと分からないだろうから、そんなものかな。