かかみがはら航空宇宙博物館へ行ってきました


先日、かかみがはら航空宇宙博物館へ行ってきました。


道中は最近購入した GIANT ESCAPE R3に乗って、木曽川沿いのサイクリングを楽しみました。

京都に置いてきた愛車RALEIGH CARLTON-Fと同じ赤のボディ。



サイクリングロードが整備されており、緑と青空に囲まれながら走りました。非常に気持ちが良かったです。



隣にある岐阜飛行場は現存する最古の飛行場だそう。

この地に吹く「伊吹おろし」が離陸時の揚力を得るのに好都合で、古くから航空機の開発や初飛行が行われていた、とテレビで言っていました。
向かい風をバネに飛び立つというのはロマンチック。



屋外にもいくつか実機の展示あり。

写真の機体の尾翼部分には鳥が巣を作っていました。のどか。



各務原で量産された最初の航空機であるサムルソン2A2の復元機。

理系的な素養は全くありませんが、機械の図面を見るとわくわくします。

零戦の復元機。




零戦に搭載された星型レシプロエンジン。かっこいい!

生まれ変わったら技術者になってエンジンの設計をしたい。

別のフロアに内部構造の展示もありました。

ピストンが円周上に並んでいて回転運動を起こすんですねー。すごい。


こちらは飛燕に搭載されたエンジン。

零戦のエンジンなどに採用された空冷式ではなく、液冷式を採用することで、空気抵抗の少ない流線型にすることができた。らしいですが、空冷式の星型エンジンのほうが見た目は良いなと思いました。

写真には収めていませんが、岐阜飛行場の成り立ちや日本の航空機開発の歴史についての解説も沢山あり、たいへん勉強になりました。


零戦・飛燕のフロアを抜けると、航空機がところ狭しと並んでいる場所に。ここを抜けると宇宙ゾーンへ。


宇宙ロケットのエンジン。これも素敵なフォルム!

宇宙空間では酸素がないので、燃料には酸素と水素を積み込んでいるのだそうです。ロケットの中身はほとんど燃料で積荷はごくわずかだとか。


宇宙ダルマ。


2階部分が宇宙特集になっていました。

その他、スーパーカミオカンデの解説もありました。これも岐阜県なんですね〜。今はハイパーカミオカンデの計画もあるそうです。


犬山城を横目に帰路へ。

滞在時間はトータル2時間ほど。周りに何もないので、ついでに行くのは難しいかもしれませんが、行って損はない場所だと思いました!